体感するしかない

スタジオブログ

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2020.02.12

体感するしかない

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「体感するしかない」です。

音楽教室はその字のとおり音楽を教える教室であり、楽器が学べる教室です。

でもすべてのことが学べるかというと教えれない項目も存在します。

一つはライブ経験です。実際は発表会もあるのでライブの前段階としてのサポートはもちろん出来ますが、実際になんの手助けもなくライブハウスに出演すると発表会とは勝手が違うので戸惑うはずです。

発表会では教室や先生が何かあっても対応できるようにいろいろなシュミレーションの中でおこなうのでトラブルがあっても、とりあえずはなんとかなるものですが、通常のバンドマンなどに混じってでるイベントではそうはいきません。基本的にはライブハウス側に落ち度がなければすべてミュージシャンの自己責任になるので、とんでもないトラブルも起こりえます。ギターの弦が切れても誰も助けてくれませんし、途中でがシールドが断線して音が出なくなっても自分の責任です。ただ、その結果その場では散々な気持ちになると思いますが、その経験によりトラブルには強くなります。僕も今までライブ中に数回、青ざめるような出来事が起きましたがそこ結果、対応力はついたと思っています。

もう一つは相対的な判断基準がある場合におけるレッスンです。

例えば「良い音楽・悪い音楽」「ノリ(グルーブ)」「表現」などです。

もちろん相対的と言っても限度があるので、ある程度まではレッスンで補えますが最終的には一般論で話さざる得ないので難しいレッスンで全て補うのは難しいです。

先日生徒さんにカッティングのグルーブについてのレッスンをしたのですが、大事なのはまず「グルーブとはなんぞや」というところを知ってもらうことから始まり、その後どういったことがしたいのか、黒人よりのグルーブなのか白人よりのグルーブなのかを細かく聞いて「じゃあ〇〇を聞いてカッティングを真似してみる」というタイプにレッスンになりました。

もちろん最初の入り口は「タカ」と「タッカ」の違いを認識することから始まりますのでそこが理解できてなければ絶対に避けることが出来ませんが、その後はいくつもの別れ道があるので生徒さんと話し合いながらできるだけ「体感して覚えてもらう」という流れでレッスンをしていくことになります。

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